エルメス作品のバッグ

新作から定番までエルメスバッグ
(バーキン ケリー オータクロア ボリード エヴリン ヴェスパ ピコタン ガーデンパーティー ドーヴィル エールライン)

バーキン

当時エルメスの社長であったデュマ・エルメスが整理嫌いのジェーン・バーキンのために作られたバックとして有名です。
バーキンはオータクロアをカジュアルにアレンジさせたタイプで、何でも入るように仕切りをなくしたり、簡単に物が出し入れできるように開口部を広くとったりなど、ジェーン・バーキンが使いやすいようにとの思いが細部にまで込められています。
物をたくさん入れても見た目の美しさが変わらないのも洗練されたHERMESの技術ならではの作品です。
バーキンは誕生後、いつの時代にも女性の憧れの象徴となるエルメス最高峰の高級バックとなり、見る人、持つ人をうっとりさせる気品と完成された美しさを具現し、最高級素材と職人が作り上げたバーキンはまさに芸術品といえます。

ケリー

エルメスの代表的アイコンとして愛されている「ケリー」。
その名前はハリウッド女優からモナコ王妃となったグレース・ケリーに由来しています。
ケリーバッグはサック・ア・クロアの名で1935年に誕生。
グレース・ケリーが愛用したことから、その名を変えることになります。
当時、女優から王妃へ転進をとげ、世界中から注目を浴びてたケリーが妊娠中にバックでお腹を隠した姿がパパラッチに撮影され、その写真がアメリカの写真誌「ライフ」の表紙を飾りました。
お腹を隠したBAGはケリーとともに世界中から注目を浴び、またたくまに世界中の女性を魅了し、社会現象を巻き起こすまでの人気となりました。
ケリーの持っていたサック・ア・クロアは「ケリーバック」という名で一人歩きし、正式名よりも有名になりました。
その事から当時のHERMES社長ロベール氏が、サック・ア・クロアを「ケリー」という名前に変更したいとモナコ王室に嘆願し、改名が許され1956年に正式に「ケリー」へと改名されたエピソードがあります。

オータクロア


オータクロアは1892年に馬の鞍を入れるための鞄として発表されたエルメス最初のハンドバッグです。
オータクロアはその後エルメスの代表的アイコンとなるケリー、バーキンの原型となったモデルで、誕生から100年以上たつ今でも、女性を魅了し続けるHERMES不動の定番です。

ボリード


ボリードはバーキン、ケリーとならび、エルメスを代表するアイコンです。
ボリードは当初「ブガッティ」という名で1920年に発表されました。
その名は“走る宝石”と称されるフランスを代表する高級自動車ブガッティに由来します。
高級クラシックカー「ブガッティ」前部にあるラジエターの形(半楕円形)に似ていることから、その名がついたと言われています。

エヴリン



1978年に発売されたカジュアル系のショルダー。
中央に大きくエルメスのシンボルである「H」のパチングがなされているのが特徴。

ヴェスパ

エルメスのヴェスパは今も人々を魅了してやまないオードリー・ヘプバーン主演映画「ローマの休日」に使われたイタリアのスクーター「Vespa/ヴェスパ」をイメージして作られたバッグと言われ、ホールにチェーンを通すデザインが特徴的です。

ピコタン

フォルムも名前もかわいいピコタンは、牛馬の飼葉入れをヒントにデザインされたバッグと言われています。
マチ、開口部分共に大きく使い勝手のよいデザインで、持ちやすいハンドルが人気です。

プリュム

永遠に変わらないフェミニン王道のスタイルプリュム。
中でも注目なのは28cmサイズ。
スリムな取っ手部分や、小脇に抱えると最もしっくりくるジャストサイズと、絶妙なバランスを誇ります。

ガーデンパーティー

ガーデンパーティーは1892年にガーデニング用の道具を運ぶ為のバッグとして誕生・・初期のガーデンパーティーは、水や汚れに強いというアマゾニア素材(エルメス開発のゴム樹脂加工をしたキャンバス素材)のみでした。
アマゾニアはなめらかな表面とマットな質感が特徴です。
その後発表されたキャンバス素材のガーデンパーティーはカジュアルなシティーバックとして絶大なる人気になり、現在も女性の憧れの的BAGとして圧倒的な支持を得ています。

エールバッグ/エールリュック

1998年、当時高級レザーバック主流のHERMESからフールトゥと共に登場したコットンキャンバスのバック。
気分や用途によってボディ(収納部分)を変えれたり、ストラップをつけ替えショルダーバック、ハンドバックに出来たりなど、用途に応じ変化させることができるエルメス不朽の名作です。

エールバッグ・エールリュック ・エールライン

2000年に登場したエルメスのカジュアルラインを代表するバック。
素材は丈夫で軽量なナイロンキャンバスを使用。
定番カラーグレーのトートバッグはサラリーマンからOL、学生から主婦まで、男女問わず幅広い世代の心をとらえた人気アイテムで、財布、手帳、小物などバリエーションも充実しています。

バサス

バサスは男女兼用モデルのショルダーバックで、フールトゥ、エールライン素材などで展開されています。カジュアルスタイルの定番です。

フールトゥ

1998年、当時高級レザーバッグ主流のエルメスから登場したコットンキャンバスのバック。
カジュアルなファッションと相性の良いコットンキャンバスのバックは使い勝手も良く、またHERMES製品の中ではリーズナブルということもあり人気になっています。

ドーヴィル

ドーヴィルは2002年に登場したシンプルなステッチ、美しい発色が特徴的なコレクション。
カジュアルなアイテムの中でも、洗練された美しさを放つデザインで、財布、バッグともに人気の定番品となっています。

ボラボラ

キャンバストートの中でも人気があるこのボラボラ・・カラーバリエーションも豊富で好みに合わせて選べるのもポイントです。

アカプルコ

たっぷり収納のMMサイズで外側を一周するように配置された8つのオープンポケットは小物の収納にとても便利です。

エルメスの財布

ベアン


世界中の女性が憧れるエルメスの財布・・
ゴージャスな雰囲気と、使いやすいところが大きな魅力です。
手に吸い付くような柔らかい上質なレザーに、使いやすさを兼ねそろえたベアンは女の子の憧れの財布として名高いエルメスの財布です。超人気シリーズのため入手が困難・・

ドゴン


エルメスのドゴンは、ベアンと並び、持っているだけで確かなステータスをあらわす財布です。
セリエコイン型の留め具がアクセントになっています。
ベアンには無い収納力と不変のスタイルがセレブの心を魅了します。
エレガントなスタイルで嫌味が無く、幅広い年齢層から支持されています。

幻のエルメス(R指定作品)

1990年代に制作された「幻のエルメス」は、専門家でもその真正性の判断は困難とされ、縫製、素材、デザインに至るまで完璧な仕上がりで、使われる素材もエルメスのクラフトマンが選びぬいたイタリアの高級牛革にはじまり、付属品においてもこだわりの逸品ばかりだそうです。

1点1点がハンドメイドされるので、年間に作られる作品数には限界があり、需要と供給のバランスからいって常に品不足となっていました。

それ故にR指定作品もまた本物として流通されるという事態が起こり、現在ではクラフトマンがあえて正規品との差をつけているそうです。

その差は購入者側からはわからないものであるらしいですが、その差を付けた分、価格を以前よりとてもリーズナブルな設定で発表されたため、さらに人気が高まり、現在では入手が困難となっているそうです。


R指定作品の歴史

Rendez-vous R 「R」の称号とは、作品を見たロスのお客様が本物REAL、王室ROYALの意味を込めて呼んだ事が始まりだそうです。

制作当初はあまりに再現が完璧すぎたため(価格も現在の数倍で取引されていました)、本物として流通されたようです。

現在のR指定は、正規品との違いをだしているそうです。

一般的にそれは判別出来ないものであっても、あえて数ヶ所その違いを職人が施しているということらしい・・です。
まったく同じ商品を作ってしまうと鑑定士でも判別出来なくなるためとのこと・・
(元職人が本物を作るわけですから当然のことですが、変更してある点は企業秘密だそうです。)

現在のR指定作品はその分、価格を随分とリーズナブルに設定しているそうです。

R指定商品は現在非常に入手困難で、日本向けオンラインに展示されることなくフランス、アメリカで取引されることがほとんど・・。
そのため展示していない作品でも購入出来るように、予約(前オーダー)がいれられるそうです。ご予約の特典として消費税、送料は無料だそうです。
入金後のキャンセル、変更は出来ず、納期は90日〜180日。

予約可能品:バーキン30/35、ケリー28、ケリー32、ピコタンPM、ボリード31、ベアン長財布、エヴリンPMのみ。素材はトゴ/クロコ型押しのみ。
色はブラック、ゴールド、ブルーで、金具はシルバーのみ。
その他の色指定や素材指定は承れないとの事。

エルメスの歴史

http://www.une-hermes.com/index.html
アン・フィエルテ ジャポンのサイトです。 

エルメスの社史

1837年:初代ティエリ・エルメス 
パリに高級馬具店を開業。
1837年:パリのランパール通りに高級馬具の製造工房を開業。
後にナポレオン3世帝室御用達。
1879年:2代目のエミール・シャルル・エルメス 
ブティックを現在のフォーブル・サントノーレ24番地に移転。

以来、当地は世界の憧れとなり、現在でもパリでのコレクションの発表は主にここで行われています。
第2回パリ万博の馬具部門でグランプリを受賞。

1892年:「オータクロア」発売。
女優のジェーン・バーキンのリクエストを加え、縦横比を変えて誕生したのが「バーキン」です。

3代目エミール・モーリス・エルメス 
ヨーロッパの王侯貴族を顧客に獲得したあと、サンクト・ペテルブルグまで出向いてロシア皇帝への馬具の売り込みに成功。
世界を相手にする馬具商としての地位を確立。
アメリカでフォードが車の大量生産を始めると、自動車時代の到来を予見。

1923年:馬具以外に婦人バッグや財布、革小物の製造・販売を開始し転換期を迎える。

1935年:「サック・ア・ロア」という、「オータクロア」のハンドバッグタイプを発表。
グレース・ケリーが妊娠を隠すために、当のバッグでお腹を抑えた写真が撮影され、以来、「ケリーバッグ」と呼ばれるようになったことはあまりにも有名。

1937年:第一号のスカーフを発表、45年より「四輪馬車と従者」の商標が使われ出す。

その後、「ミニケリー」、「ミニミニケリー」等、底辺の違う全4種類のケリーが作られることとなる。

その他、時計やアクセサリー、香水等にも進出。
特にマクロ社によるプリントのスカーフとケリー等のバックにより、エルメスの不動の地位を築き上げる。

1998-1999: A/Wから2004 S/Sまでマルタン・マルジェラがレディースプレタポルテのデザインを担当。
レザー、スエード、カシミヤなど高級素材を使用して高級感を保ちつつ、シンプルでゆったりとしたシルエットで厳かなエレガンスを演出した。
2002年夏:70年代に非売品として作った機種のデザインを踏襲した時計「パプリカ」を発売。
2004-2005 :A/Wからジャン・ポール・ゴルチエがレディースプレタポルテのデザインを担当している。

高い品質とそれを支える高度な技術と職人気質をもとに、160年を超える伝統を誇る、押しも押されぬ超一流プランドの老舗といえます。


現デザイナー

ジャン・ポール・ゴルチエ(Jean-Paul GAULTIER)
1952年4月24日:フランス パリ生まれ
若作り、白髪5輪刈りの物静かな、ピアスの多い男優風のユーモラスな白人男性。
毎年パリの人気デザイナーランキングで最上位に位置する超売れっ子デザイナー。
70年:ピエール・カルダンのメゾンに入り、71年にジャン・パトゥのアシスタントに抜擢。
77年:プレタポルテにデビュー。
78年:オンワード樫山とスティリスト契約を結び独立。
87年:第2回「オスカー・ドゥ・ラ・モード」受賞。
1997: S/Sからオートクチュールを発表。
98年:初めて東京でコレクションを発表。

80年代にアンドロジナス、下着ルック、ボディコン服等、斬新且つユーモラスな作品を次々と作りだし、トレンドセッターとしての役割を果たす。
アヴァンギャルディズムとクラシシズムを融合させたキッチュで独特の作風は、世界中のモード関係者から高い評価を受け、「キカ」、「コックと泥棒、その妻と愛人」、「ロスト・チルドレン」、「フィフス・エレメント」等、映画の衣装を手がける。
90年:マドンナのワールドツアーの衣装を手がける。
アヴァンギャルドでユーモラス。装飾がかったドレスなどには、特異な感性が表現される。

2004-2005 :A/Wより、エルメスのレディースプレタポルテのデザインを担当。
2004-2005: A/Wよりマルタン・マルジェラからジャン・ポール・ゴルチエにデザイナーが交代。
以前の物静かな印象のデザインから、ゴルチエ色の強いデザインへと変貌を遂げています。